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Project SEVEN
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┘┘┛┘┘    Tech・EDを128%楽しむ方法
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週末、TechEd2000Yokohamaに参加してまいりました。
Microsoftの技術者向けのイベントなんですが、3日間に渡りセミナー
が開催され、いろいろホットな話題が手に入ります。
内容は無難なものから激マニアックなものまでさまざまです。
強制終了のメッセージからトレースしてデバッグしていくさまを実践し
てくれたり、
「こうすると配列の中身が見えるんですよ。これマニュアルには乗って
ませんけどね。hehehe。」とか怪しげな裏技を教えてくれたりするので、
いつも楽しみにしております。

問題は参加費用がやたら高い! ということでなんと3日間で9万円。
自社製品の宣伝なのにこれだけお金がとれるというのは天下のM社さん
ならではですな。
お陰で上司をまる・・・いや、説得するのも大変です。
読者さんにマイクロソフトの関係者、いらっしゃいませんかねえ。チケッ
ト手配していただけたらお礼しますよ。ほんとうに。

さて、今日はその高いテクエドの128%楽しむ方法をご紹介しましょ
う。

初日。朝食は食べずに早朝から会場へ向かいましょう。8時半から受付
やってます。
会場のパシフィコ横浜についたら、まず受付へ。
ここで、首からぶら下げるカード入れと食券を受取ります。
このカード入れ、名前入りのIDカードやボールペン、ミニガイドブッ
クなどが収められた便利な代物です。
だんだん荷物が増えてきますから、二日目以降は財布やパスケース代わ
りに使うのも良いかもしれません。
<食券>はこの三日間で大切なアイテムですので、大事にとっておきま
しょう。

やけに広い会場には、手持ちぶさたっぽくスタッフがうろうろしていま
すが、まずは配布物の受取コーナーへ。
ここでバカでかいバッグがゲットできます。
仕事用にも使える立派なバッグなんですが、中にはCDーROM、DV
DーROM、冊子、ノベルティなどがわんさと詰まってます。
さすが高いだけあって大盤振る舞い、と初めて見るとびっくりしますが、
CDはやはりベータ版・評価版ですね。
ひとつぐらい評価版じゃなくて製品版が入っているといいのになあ。
もしくは5人に1人、
「あたり」
なんて書いてあったりして。MSさん、どうでしょ?

さて、一通りアイテムをゲットしたら朝食です。
場内のドリンクコーナーは全てフリードリンク・フリーフードになって
まして、 菓子パン、スナック、飴、缶ジュース、コーヒー、ペットボ
トルなどなどが無料でじゃんじゃんもらえます。
コインを入れずに自販機からコトンとペットボトルが落ちてくるとすっ
かり得した気分。
無理して食べすぎてお腹を壊さないように気をつけましょうね。え? 
そんな阿呆はPSYぐらいだって?

ソファでぽへーっとしたり、ジャンプ読んでたりするお兄ちゃんを横目
に(ってか水曜なのになぜジャンプ?)朝食を追えたあと、いよいよメ
インのセッションです。
AからFまで同時に6つ開催されておりますので、慎重に選びましょう。
事前登録の時と違うセッションでも自由に入れるので、冊子をじっくり
眺めつつ検討します。
セッション番号は1桁の数字と3桁の数字からできているのですが、3
桁の初めの数字が2、3、4と順に専門的な内容になります。4だとか
なりマニアックな内容が聞ける可能性が高いです。
会場の入り口で資料を配っているので、中身を見て検討しても良いかも
しれません。
それでも迷ってしまったら、椅子の座りやすさで決めましょう(笑)

さてこのセッション。
見所はやはりデモです。
実機を使ったデモンストレーションを紹介してくれるのですが、なんと
3回に1回ぐらいの割合で失敗します。
「あれっ? おかしいな・・・え、ええと、今日はマシンの調子がおか
しいみたいで・・・本当はここでこうなるですけどね・・・」
と、しどろもどろな解説者には申し訳ないんですけど、なんか笑いをか
みころしてしまうPSY。
まあ考えてみれば、今のパソコンって、積み木みたいなもんですからね。
  アプリケーション
 ミドルウェア
   ライブラリ
    OS
  バイオス
 ハードウェア
5階層のハード・ソフトが90%の確率で正しく動くとすると、0.9
の5乗で0.59。40%の割合で不具合がおきることになります。
実際には不具合の発生率はもっと低く、かわりに階層が絡み合ってるわ
けですが、そうしてみるとまともに動いてる方が奇跡みたいなもんかも
しれません。

セッションが終了して眠くなってきたころが、待望のお昼です。
渡された食券を活用しましょう。
一日1500円と、こちらも大判ぶるまい。
対応店舗も物凄く多く、おいしい店がいっぱいの横浜だけに目移りして
しまいますが、お昼時はかなり混んでます。さっさと並ばないと大変で
す。
まあ、休憩が1時間半ほどあるので、慌てる必要もないでしょうが。
ちなみに、ランチは高級店を選ばない限り1000円以内で食べられる
ので、たいていは余っちゃいます。
喫茶店でお茶でも飲むか、最後の日のためにとっておきましょう。

喫茶店といえば、朝ちょっとお茶のみに入ったんですよ。
300円だったんで、250円の食券と100円出したら、「お釣りあ
りません」って言われて。
お茶入れてからそれを言うか?
仕方なく500円分食券出しましたが。
あれって200円丸儲けなんでしょうか? やるな、おばさん。
・・・余談でしたね。

ランチやセッションの間の空き時間はネットワーキングコーナーで過ご
せます。
ノートPC、デスクトップパソコンがずらりと設置されてまして、自由
にインターネットにアクセスできるほか、臨時のアカウントでメールも
送れちゃいます。
無線LAN・電源もあるので自分のPCを持ちこんで仕事もOK。
海を眺めながら静かなデスクで仕事すれば、騒々しいオフィスよりはか
どるってもんです。
他にも、技術書籍が1割引で買えるコーナーや、講師にサシで質問でき
るコーナーもあります。
もっとも質問コーナー、講師の人は30分でいなくなっちゃいますし、
女性講師など倍率高そうなので、お早めに(笑)

最後のセッションが終わると18時。
結構へろへろだと思いますが、まだ帰ってはいけません。
元を取るべくパーティに参加しときましょう。
一日目はウェルカムレセプションがあり、ゲームで景品なんかもあたり
ます。
二日目はピアトークパーティ。講師の方とじかにお話するチャンスです。
会場がホテルですので食事の方もなかなかのお味ですよ。

三日目は、書籍コーナーで色々無料の冊子が手に入りますのでもらって
おきましょう。
また、帰りがけにアンケートを提出すると、何か特典がもらえたりしま
す。
荷物が増えすぎたら、宅急便が会場で待ち構えてますので、送ればOK。
最後に余った食券で夕飯を食べて帰れば、もぉばっちりイベントを満喫
したって感じですね。

いや〜。こんな豪華にするよりも安くしてくれって気もしますけど。
たいていは会社の費用でしょうし、担当者においしい思いさせときゃい
いだろう、というM社の戦略が見え隠れしてますねえ。


え? 肝心の中身について書いてないって?
中身は・・・今年はやはり、.NET一色って感じでした。
.NETってなんじゃらほい? って方のために簡単に説明すると。
.NETフレームワークって、要はJavaのバーチャルマシンみたいなもんで
す。プラットフォームにも開発言語にも非依存でプログラムが書けます。
Windows,WinCEからLinuxまで。VB、C#からCOBOLまで。
プログラムは中間言語(IL)の状態で格納されて、必要になるたびに
JITコンパイラがマシン語に翻訳して実行します。
メモリ管理はガーベジコレクションが勝手にやってくれるので、メモリ
リークもなくなるということ。
理論上、バッファオーバーランを利用したハッキングはなくなりそうで
すが、開発者がはたしてどこまでついてくるか?
C++では、中間言語じゃなくて昔ながらのPE(単体で動くEXE)が
作れるようです。
やはりPEの方が微妙に早いので、ドライバなんかではまだまだC++
で開発していくことになるでしょう。
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いや〜、毎年毎年新しい技術が出てきて、時代についてくのも楽じゃな
い。
この説明じゃ分かんね〜、とか、もっと聞きたいって方は個別にメール
くださいませ。
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