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ハッカー小説・映画のご紹介

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ハッカー小説 | ハッカー映画 | サイバーパンク小説 | サイバーパンク映画

-- ハッカー小説 --


Project SEVEN

七瀬 晶
このサイトの小説。
女子高生ハッカーSEVENと、天才プログラマの譲は、仮想部屋(ルーム)に現れた侵入者を追う内、世界規模のハッカー失踪事件に巻き込まれていく。
仮想空間(バーチャル・スペース)と現実世界(リアル・ワールド)を縦横無尽に駆け巡り、展開される冒険活劇。
ディープなストーリーは、SEやハッカーの方もきっと楽しんでいただける筈。
全くコンピュータが詳しくない方でもドキドキハラハラのサスペンスとして楽しめます。下は小学生から上は60代までファンがおられます。

予約はこちらから⇒Amazon 7&Y

ハツカーと蟻
ルーディ ラッカー

いかれたプログラマーが、まぎれこんできた蟻の人工生命プログラムを誤ってネット中にばらまいてしまい、大変な騒ぎになる話。
作者のルーディは大学でC言語教えていた数学者だけに、技術用語のマニアックぶりだけでトリップできる人もいるでしょう。
Project Sevenもだいぶインスパイアされましたが、残念ながら書店ではほぼ品切れ状態なんですね〜。
復刻運動にぜひご協力を!
ちなみにPSYのはネットの知りあいに貸して以来戻ってきません。Fさん、返してくださーい(涙)


テンダー・ワールド 
藤木 稟
三部作の二作目。ツォロスティアという女ハッカーが出てきます。
ダーティな世界観や数式、宗教、ドラッグなどなど、サイバーパンクっぽい小細工がかなり網羅されていてグーです。
ただ、SFというよりはオカルト色が強いし、ハッキングの技術にはほとんど触れられていません。
なお、前作イツロベは全然違う雰囲気ですが、こちらも読み応えあります。

 

-- ハッカー映画 --

 


サイバーネット(HACKERS)
PSYが一番気に入っているハッカー映画。
子供の頃ウイルスを流してパソコン禁止になったハッカーが、青年になり再びネットの世界へ。ところが、ハッカー友達が某企業の機密データを盗みだしたことからとんでもない騒ぎに巻き込まれてしまう。実はその機密データは世界転覆を狙う超ヤバイウイルスで・・・てな話。
手に汗握るスピーディな展開。クールなカメラワーク。女ハッカー役のアンジェリーナ・ジョリーが恐ろしくもかっくいー。
クッキーモンスターとか実在のウイルスがデフォルメされているのも知っている人はニヤリとさせられるでしょう。

ザ・インターネット(THE NET)

主人公の女性ハッカーがインターネットで秘密のサイトを見つけてしまったことから、悪者どもに追い詰められていくという話。
友達のいない主人公が、悪党どものクラッキングにより「存在そのものを消されてしまう」という恐怖がひしひしと伝わってきて、サスペンスとしてのクオリティが高い作品です。
追い詰められながらも負けずに反撃を試みる主人公が、映画史上最高に頭の切れる女性といった感じで、これまたかっこいいのです。

ウォー・ゲーム(WARGAMES)

これのお陰でハッカー少年が雨後のたけのこのごとく誕生したという曰くつきの映画。FBIをクラックしたハッカー、ケヴィン・ミトニックも大好きだったそうな。
ハッカー少年が遊んでいるうちに偶然ペンタゴンの人工知能コンピュータに侵入。ゲームと思って起動したソフトがなんと米ソの核戦争プログラムで・・・というストーリー。
話はちょっとありえない感じですが、自動でいろんな電話番号に接続するかつてのハッカーご用達ツール(この映画の名をとってワー・ダイヤラーと呼ばれてます)や公衆電話ただがけテク、暗証番号カギの破り方など、実在のテクを公開しているところがストーリーとは別の次元で興味深い映画です。


ザ・ハッカー(TAKE DOWN)

下村務という日系アメリカ人ハッカーが、FBIをハックしたクラッカー、ケヴィン・ミトニックにハッキングされ、FBIと協力して犯人(ケヴィン)を追い詰めていく話。
実話に基いた話で、下村務が監修してるんだけど、はっきり言ってぜんぜん実話と違うストーリーになってます。
ウイルス作ってどうするんだよ務君(笑)
もうちょっとまじめに技術的要素が知りたい人は原作「テイクダウン」または「FBIが恐れた伝説のハッカー」を読みましょう。


スニーカーズ(SNEAKERS)

スニーカーズという若者ハッカー部隊の話。
やっぱりミトニックが気に入っていたらしいけど、PSYはどうもしっくりこないんですよね。。。
ま、リバー・フェニックスとか有名俳優も出ているし、一度ぐらいは見てみても良いかも。

 

サイバーパンク小説


ニューロマンサー

ウィリアム・ギブスン

これぞサイバーパンクの真髄!
ごちゃごちゃした街並みにダークな未来感、サイバースペース、ドラッグ、造語の嵐(ホント造語が多くて、カウボーイ≒ハッカーだって分かるまでに一苦労)などなど、サイバーパンクのいわゆる定番をつくりあげたギブスンの名作です。
あまりの訳の分からなさに、一度読み終わった後再び読み返したくなること請け合い。でも、よく分からないのになぜか読後に満足感があるから不思議です。
サイバーパンクに興味があるってあなたは、何はさておき一度は読んでみるべし。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? 
フィリップ・K・ディック

放射能で汚染された未来。人類の大半は火星に移住し、地球にはわずかの人々が取り残されて細々と生き延びていた。月で働いているアンドロイドが人間のふりをして地球に逃げてくることがあり、主人公はそれを発見して始末する『ブレードランナー』の仕事をしている。
生き物を飼っていることがステータスだったり(生物が殆どいないからね)、心理テストでアンドロイドを見分けたり、マーシー教という謎の宗教が出てきたりと奇想天外なアイディアが盛りだくさん。
ディックは分裂系の人間を描写することが多く、正直意味不明なところも多々ありますが、哲学的なテーマに色々と考えさせられます。
この世界において、人間とアンドロイドの違いは生き物に共感する能力を持っているか。はて人間の資格を持った人は今の世にどれだけいるだろう、などと反省させられたりして。


アド・バード 
椎名 誠

純和製サイバーパンクを書いたらこうなるのかなあ、とつくづく感心させられた作品。紀行文専門と思っていた椎名誠氏にこんな才能があったとは!
ほとんどの町が砂に覆われてしまった未来。環境破壊が進み、遺伝子改造した虫や広告用に改良された生き物(そのひとつがアド・バード)が人の制御を離れて跋扈している。
主人公は行方不明になった父親を探しにK21市まで旅する兄弟。読み進むにつれ、世界の謎が明らかになっていく。世の中はなぜこうなってしまったのか。父親はどこに消えてしまったのか。
ねご銃、おっとまん、ひぞ虫などの怪しい造語や、関西弁を話すアンドロイドなど、著者のたくましい想像力とセンスが光ってます。


斜線都市

グレッグ・ベア
「凍月」「ブラッドダンス」など渋いハードSFをかましているグレッグ・ベアがサイバーパンクも書いていたとはと驚いた作品。
思考体に謎の侵入者、セックスに精神病にナノテク。確かにサイバーパンクなんだけど、作者のマジメさのせいか、やっぱりどこかハードSFになっちゃう。
ともあれ、SFミステリとしても読み応え十分です。最先端の科学知識と緻密な構成、最後にはふうむと納得させられる大胆なラストまで、買って損はない作品です。

サイバーパンク映画


ブレードランナー
(SNEAKERS)
サイバーパンクといえばまず外せないでしょう。
何しろ世界観が凄い。屋台の並ぶ狭い路地に飛行船、ダーティで雑然としているのに美学を感じる未来の世界。低予算でここまでできるのだということを見せつけてくれます。
少々恋愛(?)が絡んだりして、原作の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」とは全然別物になってますが…原作より映画のほうが面白いかもしれない、稀有な例です。
狂気と切なさの同居。見終わった後もずっと余韻が残る名作です。

マトリックス(MATRIX)

いまさら知らない人はいないでしょうね。
昼はビジネスマン、夜はハッカーやってる主人公のネオが徹夜のしすぎで誰かに追われているという脅迫観念にかられ、怪しいカルトの教祖に薬飲まされて自分が救世主だと思い込み、銃で人を殺しまくるというシュールな映画です。
え、違う?
ストーリーはともかく、特撮を駆使した映像美は素晴らしいです。それに、皮のコートを着て戦うキアヌ・リーブスのかっこいいこと。
これ以降、特撮を真似するフォロワーが続出したもんな〜。ひとつの時代を生み出した映画といえるでしょう。


フィフス・エレメント(FIFTH ELEMENT)

昔々、悪い宇宙人をやっつけるために、良い宇宙人が5つのエレメントを残していった。未来の地球に現れた5つ目のエレメントは、なんと赤い髪の美女。主人公は彼女を連れて宇宙へ飛び出し、大冒険する羽目に。
まあストーリーはアレですが(SFって映画にするとどうもね)人口過密化が進んで超超高層化したビル群や、ゴルチエデザインの奇抜なファッション、ノリのいいナンバーに乗って繰り広げられる戦闘シーンなどが絶妙。おちゃらけてますがリュック・ベッソン監督ならではのちょっとしたホロリもあります。
ちなみにPSYは宇宙人オペラ歌手が超高音ソプラノを披露するシーンが大のお気に入りです。

 

マニアックなものが多いせいで在庫切れのものもあります。
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