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Project SEVEN
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┘┘┛┘┘     夜は懐中電灯で・・・
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 サンシャインシティに餃子ミュージアムなどというのがオープンしたので
先日行ってまいりました。
 こちら、なんと23店舗の餃子をナムコナンジャタウンの一角に集めたと
いうもので、店の中でゆっくり食すもよし、昭和三〇年代の日本を再現した
町並みで土管に座って食べるもよし、トイレの前で(笑)立ち食いもオーケ
ーという面白い企画であります。
 まあ一言でいえば、「ラーメン博物館のぱくり」。
 なんて身も蓋もなく言っちゃうと頑張ってるナムコさんに申し訳ないです
か。
 23店舗中12店舗がひとつの店で提供されていて、しかも味がかなりク
リソツだったりして、「23店舗じゃないよ12店舗じゃん」とか突っ込み
入れたり、美味しい餃子に頬を緩めたり、ちょっとアレな餃子に顔をしかめ
たりしながら昭和の街を散策するのはなかなか乙なものでありました。
 夏休み中なんでむっちゃ混んでましたけど、まあ一度は足を運んでおいて
損はないかもしれません。

 さてこれから行ってみようという貴方に秘密情報です。
 実はここで注目の食べ物は餃子じゃありません。
 ナンジャタウンにはもののけ番外地とかいうおどろおどろしいようなギャ
グっぽいようなエリアがございます。
 クーラーきいて涼し〜いこの街ではひっそりとアイスクリームを売ってい
ます。
 名物は、なになに、「焼きナス」アイス??
 ただのナスならともかく「焼き」ナスというところが企画者の神経を、い
やいや、センスを疑、いや、なみなみならぬ才能を感じさせてくれます。
 あまつさえ、「絶品!」などと書いてある。これは食べないわけにいきま
せん。
 で、食べてみました。
 まさに焼きナスでした。
 冷たいアイスをかみしめると、焦げたっぽい味がふわーっと口の中で広がっ
て、なんとも・・・いや、あのいかがわしさは食べてみないとわかりません。
 他にも酒粕アイスとか鳥の絵のついたアイス(何??)とか怪しさ全開の
アイスが揃ってましたので、キワモノ好きな貴方はぜひ一度試してみないこ
とには寝るに寝られないでしょう。

 餃子の味とにんにくの匂いでほどよくお腹がくちくなったあと、水族館へ
行きました。
 サンシャインの水族館では夏季限定でナイトアクアリウムというイベント
をやってます。懐中電灯を手にしてライトの消えた水槽の中を照らしながら
進むというこちらもなかなか面白い趣向。
 暗闇に浮かび上がるサメやウツボやカニはなかなかの迫力でありました。
 もーダライ○ス好きな貴方はたまらないこと受けあいです。
 一番印象に残ったのはやっぱりカニですか。
 全長2メートル近くあろうかという巨大ガニが足をカシカシやってる間を
魚がうまーくすり抜けていく様はまさにグラ○ィウス。
 前から思ってたんですが、カニってなんかエイリアンっぽくないですか?
 懐中電灯でよーく見てみると、細部にいろんなパーツがあるんですね。ふ
つーの手足の他に口の周りにもなんか爪っぽい装置があったり、さらに頭の
てっぺんで数センチぐらいの小さな爪がマニュピレータっぽくブルブルして
たり。何かひじょーにメカメカしい感じでした。
 このカニ達が大小たくさん集まってまして、絡まっちゃったり日にゃもう
大変。
 一番バカでかいカニが他の魚を蹴飛ばしつつ、一生懸命体勢をたてなおそ
うとしている様は、そりゃもうゴジラとガメラが戦ってるような凄い迫力で
したよ。

 夏ということで特別に「恐い生物」の展示もありまして。
 タランチェラは良いとしても、長虫みたいな奴が人骨の模型(!!)の周
りをうじゃうじゃ這いまわっているのは明らかに演出過剰と思いました。
 ここでス○ッチャーとか思いだしてしまった貴方はお友達になりましょう。
 あと、夜だというのにアザラシやラッコが必要以上に元気だったりとか、
クラゲのヒダが輝いていてすごく宇宙船っぽかったりとか、いろいろ楽しく
てすっかり時間を忘れてしまい、気づいたらタイムオーバー。
 必死で「閉館時間でーす!」と叫んで回っていた係員のお姉さんごめんな
さい。
 でもいっかな水槽の前から動こうとしないお客さんたち、みんな楽しんで
たと思いますよ。

                           了
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最近ナンジャタウンはプリン博覧会など、フードテーマパークに転向すべく
(?)頑張っているようです。
いい企画を出してくれてるサービス業の皆さんにはホント拍手を送りたい。
小説にしろイベントにしろテーマパークにしろ、やっぱり人生遊び心がない
とね。
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